新参者のやまがた見聞録④「長井・あやめ公園」

「あやめ」は長井市のシンボルだという。五百種・百万本。よくもこれだけの種類を集めたものである。入口で配られるパンフレットによれば、「あやめ公園」の由来は、明治43年に遡り、杉林の跡地に野生のあやめ数十株を植えて茶会を開いたのが始まりらしい。とすれば、開園から100年をゆうに超えてしまったわけである。
園内を歩くと「長井古種」という表示が目につく。ただ、ほとんど咲いてはいなかった。
私が連れ合いと共に訪れたのは6月17日。天候のせいで1週間以上遅れているのだという。おかげで入場料500円はいらないという。同じように時期尚早だった飯豊町のゆり園では僅か100円引きの入場料510円をきっちりとられたから、長井の良心を感じた。
☆3つ (MS)